令和3年分の路線価等の動向

「令和3年1月~6月分の路線価の補正なし」
 国税庁は10月28日、令和3年1月~6月分の相続・贈与に係る路線価等について、路線価等の補正は行わない旨を公表しました。
 国税庁は今年7月の令和3年分の路線価等の公表時に、年の途中で大幅に地価が下落した地域が確認された場合には、路線価等の補正を行うことを検討することとしていましたが、外部専門家に委託し地価動向調査を行った結果、全都道府県において令和3年1月~6月に15%以上の大幅な地価下落があった地域は認められませんでした。
 全国における最大地下下落率は大阪市中央区宗衛門町の10%減でした。

「令和3年分路線価等を公表」~コロナ禍による影響で22都市の最高路線価下落~
 国税庁は7月1日、令和3年分の路線価等を公表しました。都道府県庁所在都市の最高路線価の対前年変動率は、8都市(前年38都市)で上昇、17都市(同8)で横ばい、22都市(同1)で下落しました。コロナ禍により飲食店等の収益性が減少した地域の下落が目立ちました。
・最高路線価は東京の鳩居堂前
 全国の最高路線価は、昭和61年分以降36年連続で「東京都中央区銀座5丁目銀座中央通り(鳩居堂前)」1㎡当たり4,272万円でしたが、対前年比7.0%減と9年ぶりに下落しました。
・神戸の最高路線価
 中央区三宮町1丁目 三宮センター街 1㎡当たり520万円、対前年比9.7%減
・大阪の最高路線価
 北区角田町 御堂筋 1㎡当たり1,976万円、対前年比8.5%下落