相続による土地所有権移転登記に対する登録免許税の免税措置

平成30年度税制改正により、相続により取得した土地の所有権の移転登記をする際に支払う登録免許税について、次の免税措置が設けられました。

①相続により土地を取得した個人が登記をしないで死亡した場合の登録免許税の免税措置
相続により土地の所有権を取得(1次相続)した個人が、その相続(1次相続)によるその土地の所有権の移転登記を受ける前に死亡した場合(1次相続の登記未了のまま死亡)には、平成30年4月1日から平成33年(2021年)3月31日までの間に、その死亡した個人をその土地の所有権の登記名義人とするために受ける登記(1次相続に関する相続登記)については、登録免許税を課さないこととされました。
(注)2次相続によるその土地の所有権の移転登記については、この免税措置の対象とはなりません。

②少額の土地を相続により取得した場合の登録免許税の免税措置
個人が、「所有者不明土地の利用の円滑化等に関する特別措置法(平成30年6月6日成立)」の施行の日から平成33年(2021年)3月31日までの間に、土地について相続による所有権の移転登記を受ける場合において、その土地が相続登記の促進を図る必要がある一定の土地(法務大臣が告示等で定めた土地)であり、かつ、その土地の登録免許税の課税標準となる不動産の価額が10万円以下であるときは、その土地の相続による所有権の移転登記については、登録免許税を課さないこととされました。

http://www.nta.go.jp/publication/pamph/sonota/0018003-081-01.pdf